脳梗塞 後遺症のリハビリは必要?方法や効果、費用を解説

脳梗塞の後遺症を改善するために、リハビリテーションは必要不可欠です。

・脳梗塞の後遺症はリハビリで改善するのか?

・リハビリの流れは?

・リハビリは自宅や病院、どこで行うのか?

脳梗塞になったご本人またはご家族の方で、こうした疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、脳梗塞 後遺症のリハビリについて解説します。

脳梗塞リハビリの重要性は?

脳梗塞の後遺症のリスクを低減させたり、後遺症で障害が残った機能を回復させ、悪くならないように維持するためには、できるだけ早期からリハビリを行うことが大切といわれています。リハビリは脳梗塞発症後の48時間以内に開始するのが理想とされています。

また、リハビリの目的は運動機能の回復だけではなく、心理的・社会的な回復も含んでいます。そのためには、家族や周囲のサポートも必要不可欠です。周りと協力しながら、あきらめずに継続して取り組むことが大切です。

脳梗塞リハビリの方法は3つの時期に分けて行われる

脳梗塞のリハビリは、「急性期」「回復期」「生活期(維持期)」の3つの時期に分けて行われます。時期はあくまで目安ですが、発症から2~4週間までが急性期、3~6ヵ月までが回復期、回復期以降は、生活期(維持期)となります。

急性期のリハビリについて

急性期のリハビリは、発症後2~4週間の間に医療機関で行われます。状態が変化しやすく危険な状態になりやすいため、最優先は生命維持になります。

リハビリは、基本的には発症から48時間以内に開始することが望ましいとされています。寝たきりの状態が長くなると、筋肉が萎縮したり、関節が硬くなるといった廃用症候群に陥る恐れがあるからです。ベッド上でのリハビリが中心ですが、無理のない範囲でベッド周辺でのリハビリを開始します。

患者さんの状態に合わせて、立つ、座る、ストレッチなどの離床訓練を早期に行うことで、機能改善がスムーズに進みやすいとされています。

回復期のリハビリについて

回復期のリハビリは、急性期を脱して病態や血圧が安定してきた頃から、発症後3~6ヵ月を目安に行われます。日常生活を行う上で必要な動作が行えるよう、運動機能や嚥下機能、高次脳機能などを改善させるリハビリが中心になります。

たとえば、運動機能の改善のためには、寝返りや立つ、座るなどの基本動作、歩行訓練、手芸や工作、食事やトイレなどを行います。他にも、言語機能の改善のために、発生や口を動かす運動を行うなど、患者さんの状態を見ながらリハビリを行います。

回復期のリハビリは、リハビリ専門の病院へと転院して行う場合が多いです。

生活期(維持期)のリハビリについて

生活期(維持期)のリハビリは、回復期以降、機能低下の防止や体力維持を目的として、自宅やリハビリ施設にて行われます。一度回復した機能も再度低下してしまう恐れがあるため、退院後もリハビリを続けることは大切です。

生活期では、回復期リハビリの継続や、ストレッチ、生活改善などを行います。自宅でリハビリする場合、自宅の段差をなくしたり手すりを用意するなど生活環境を整えておくことで、転倒を予防することができます。

発症した部位によっても必要なリハビリは変わる

脳梗塞を含め脳卒中は、損傷された脳の部位によって、さまざまな後遺症が起こる可能性があります。そのため、一人ひとりの症状に合わせたリハビリが必要になります。

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運動機能改善に関するリハビリ

手足の麻痺などにより、字を書く、箸を持つなどの細かい動作ができなくなったり、症状の重さによっては手足がほとんど動かなくなるなど、運動障害が起こることがあります。

運動機能の改善のためには、立つ、座るといった基本動作や歩行訓練など、手足をしっかり使うことが大切です。また、食事やトイレ、着替え、入浴など、日常動作についても繰り返し訓練を行います。

言語機能改善に関するリハビリ

唇や舌などに麻痺が出ると、言葉をうまく発音することができなくなります。喋れない、読めない、書けないといった症状が起こり、意思の疎通が難しくなることがあります。

言語機能の改善には、発声練習や読み書きの練習などを行い、口周りや顔周りの機能の強化を行います。

高次機能改善に関するリハビリ

高次機能障害には、注意が散漫になる「注意障害」や、出来事が覚えられなくなる「記憶障害」、感情をうまくコントロールできなくなる「社会的行動障害」などが含まれます。また、物を認識できなくなる「失認」や、物の使い方が分からなくなる「失行」も症状の一種です。

高次機能障害の改善は、患者の障害に応じて、手順の反復練習や指さし練習、行動の順序の確認などのリハビリを行います。

脳梗塞リハビリの費用は?

リハビリにかかる費用は、入院日数やリハビリを受ける回数、時間などによって変わります。

前提として、リハビリの選択肢として、医療保険サービス・介護保険サービス・自費リハビリの3種類が候補に上がるかと思います。

医療保険を利用すれば、リハビリの費用は1~3割負担で済みます。ただし、医療保険を用いたリハビリには日数制限があり、脳血管疾患後遺症の場合、適用日数は180日となります。

また、介護保険は、病気の治療ではなく、機能維持を目的とされるリハビリに適用されます。介護保険を利用するには、介護認定を受ける必要があります。日数制限はありません。医療保険と介護保険は、原則併用することはできません。

自費リハビリは、一人ひとりの目的に応じてリハビリができますが、保険を使わないため費用が高くなる傾向にあります。

>> 保険適用リハビリと自費リハビリの詳細はこちら

保険適用リハビリと自費リハビリを受ける回数や時間によって、かかる費用はさまざまです。

金沢脳梗塞リハビリステーションでのリハビリ

金沢脳梗塞リハビリステーションでは、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血の後遺症にお悩みの方向けに、自費リハビリサービスを提供しています。

リハビリはマンツーマンで1回約120分行います。マンツーマンでリハビリを実施することで、一人ひとりの症状や状態、希望に合わせたリハビリを提案することができます。また、リハビリ終了後ご自宅でできる自主トレーニングについてもアドバイスをさせていただきます。

7,000人以上ものご利用者さまにご納得いただき、継続利用されている実績があります。

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脳梗塞のリハビリにまつわるQ&A

リハビリとマッサージの違いは?

リハビリとマッサージは混同されることが多いですが、それぞれ目的が違います。

マッサージは、主に疲労回復やリラクゼーションを目的としています。筋肉の凝りがほぐれたり、血流がよくなることで、緊張がとれて楽になるという効果が期待できますが、改善そのものが見込めるわけではありません。リハビリは、機能改善を目的としているため、改善を目指すならリハビリによる訓練を行うことが大切です。

リハビリに適した服装は?

リハビリの内容の多くは、ストレッチや歩く練習など、運動を伴うものになります。そのため、基本的には、動きやすい服装が適しています。たとえば、Tシャツやスウェット、ジャージ、運動靴などがよいでしょう。

また、リハビリ中には腕や足の状態を確認したり、直接肌に触れてストレッチを行うこともあります。そのため、袖や裾がめくりやすいものがおすすめです。

リハビリの効果はあるの?

後遺症は、早期のリハビリによって症状を軽くすることができるとされています。

金沢脳梗塞リハビリステーションでも、リハビリによって症状が改善された例があります。

▼N様 女性 70代(脳梗塞、右半身麻痺)
包丁を使うことができませんでしたが、リハビリを受けて野菜を切ることができようになりました。

▼K様 男性 50代(脳出血、右半身麻痺、失語症)

外を歩くことが不安でしたが、今は屋外を装具なしで歩行や階段昇降ができるようになりました。

▼G様 男性 70代(左被殻出血、右半身麻痺)

以前は車椅子への移乗に介助が必要でしたが、今は自分一人でできるようになりました。

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脳梗塞の後遺症には早期のリハビリが重要

脳梗塞のリハビリについて解説しました。

金沢脳梗塞リハビリステーションでは、脳梗塞後の麻痺などの後遺症にお悩みの方向けに、リハビリの特別プログラム体験をご用意しています。どんなプログラムか体験したい方や、どこまで改善する見込みがあるか知りたい方は特別プログラム体験から始めてみることをおすすめします。

脳梗塞の後遺症でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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※本記事の内容は、医師の診察に代わるものではありません。治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。
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