脳卒中を発症なさったご本人やご家族の方で、リハビリを検討されており、次のような疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

  • 脳卒中の後遺症はリハビリで改善するのか?
  • リハビリの流れは?
  • リハビリはどれぐらいの期間行うのか?

ここでは、脳卒中 後遺症のリハビリについて解説します。

脳卒中とは?

金沢脳梗塞リハビリステーション

脳卒中は、脳の血管に突然起こる障害で、医学的には「脳血管障害」が正式名称です。脳卒中は、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の3つに分類されます。

脳梗塞:脳の血管が狭まったり、塞がれたりすることで詰まる

脳出血:脳の細い血管が裂けて脳の組織の中に血腫(出血の固まり)をつくる

くも膜下出血:脳の太い血管にできた脳動脈瘤が裂けて脳の表面に出血する

脳卒中のリハビリの重要性は?

脳卒中は、損傷された脳の部位によって、さまざまな後遺症が起こる可能性があります。そのため、一人ひとりの症状に合わせたリハビリが必要になります。

また、リハビリの目的は運動機能の回復だけではなく、心理的・社会的な回復も含んでいます。そのためには、家族や周囲のサポートも必要不可欠です。周りと協力しながら、あきらめずに継続して取り組むことが大切です。

脳卒中のリハビリの方法は3つの期間に分けて行われる

金沢脳梗塞リハビリステーション

脳卒中のリハビリは、「急性期」「回復期」「生活期(維持期)」の3つの時期に分けて行われます。時期はあくまで目安ですが、発症から2~4週間までが急性期、3~6ヵ月までが回復期、回復期以降は、生活期(維持期)となります。

急性期のリハビリについて

急性期のリハビリは、発症後2~4週間の間に医療機関で行われます。状態が変化しやすく危険な状態になりやすいため、最優先は生命維持になります。

患者さんの状態に合わせて、立つ、座る、ストレッチなどの離床訓練を早期に行うことで、機能改善がスムーズに進みやすいとされています。

回復期のリハビリについて

回復期のリハビリは、急性期を脱して病態や血圧が安定してきた頃から、発症後3~6ヵ月を目安に行われます。日常生活を行う上で必要な動作が行えるよう、運動機能や嚥下機能、高次脳機能などを改善させるリハビリが中心になります。

たとえば、運動機能の改善のためには、寝返りや立つ、座るなどの基本動作、歩行訓練、手芸や工作、食事やトイレなどを行います。他にも、言語機能の改善のために、発声や口を動かす運動を行うなど、患者さんの状態を見ながらリハビリを行います。

回復期のリハビリは、リハビリ専門の病院へと転院して行う場合が多いです。

生活期(維持期)のリハビリについて

生活期(維持期)のリハビリは、回復期以降、機能低下の防止や体力維持を目的として、自宅やリハビリ施設にて行われます。一度回復した機能も再度低下してしまう恐れがあるため、退院後もリハビリを続けることは大切です。

生活期では、回復期リハビリの継続や、ストレッチ、生活改善などを行います。自宅でリハビリする場合、自宅の段差をなくしたり手すりを用意するなど生活環境を整えておくことで、転倒を予防することができます。

発症した部位によっても必要なリハビリは変わる

脳梗塞を含め脳卒中は、損傷された脳の部位によって、さまざまな後遺症が起こる可能性があります。そのため、一人ひとりの症状に合わせたリハビリが必要になります。

>> 脳梗塞の後遺症について詳細はこちら

運動機能改善に関するリハビリ

手足の麻痺などにより、字を書く、箸を持つなどの細かい動作ができなくなったり、症状の重さによっては手足がほとんど動かなくなるなど、運動障害が起こることがあります。

運動機能の改善のためには、立つ、座るといった基本動作や歩行訓練など、手足をしっかり使うことが大切です。また、食事やトイレ、着替え、入浴など、日常動作についても繰り返し訓練を行います。

言語機能改善に関するリハビリ

唇や舌などに麻痺が出ると、言葉をうまく発音することができなくなります。喋れない、読めない、書けないといった症状が起こり、意思の疎通が難しくなることがあります。

言語機能の改善には、発声練習や読み書きの練習などを行い、口周りや顔周りの機能の強化を行います。

高次機能改善に関するリハビリ

高次機能障害には、注意が散漫になる「注意障害」や、出来事が覚えられなくなる「記憶障害」、感情をうまくコントロールできなくなる「社会的行動障害」などが含まれます。また、物を認識できなくなる「失認」や、物の使い方が分からなくなる「失行」も症状の一種です。

高次機能障害の改善は、患者の障害に応じて、手順の反復練習や指さし練習、行動の順序の確認などのリハビリを行います。

リハビリの改善事例

後遺症は、早期のリハビリによって症状を軽くすることができるとされています。金沢脳梗塞リハビリステーションでも、リハビリによって症状が改善された例があります。

▼N様 女性 70代(脳梗塞、右半身麻痺)
包丁を使うことができませんでしたが、リハビリを受けて野菜を切ることができようになりました。

▼K様 男性 50代(脳出血、右半身麻痺、失語症)
外を歩くことが不安でしたが、今は屋外を装具なしで歩行や階段昇降ができるようになりました。

▼G様 男性 70代(左被殻出血、右半身麻痺)

以前は車椅子への移乗に介助が必要でしたが、今は自分一人でできるようになりました。

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脳卒中の後遺症には早期のリハビリが重要

脳卒中のリハビリについて解説しました。

金沢脳梗塞リハビリステーションでは、脳卒中の後遺症などにお悩みの方向けに、自費リハビリサービスを提供しています。

リハビリはマンツーマンで1回約120分行います。マンツーマンでリハビリを実施することで、一人ひとりの症状や状態、希望に合わせたリハビリを提案することができます。また、リハビリ終了後ご自宅でできる自主トレーニングについてもアドバイスをさせていただきます。

どんなプログラムか体験したい方や、どこまで改善する見込みがあるか知りたい方は特別プログラム体験から始めてみることをおすすめします。

脳卒中の後遺症でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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※本記事の内容は、医師の診察に代わるものではありません。治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。

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