麻痺には、感覚麻痺と運動麻痺の2種類があります。

  • 感覚麻痺:感じがわからなくなったり鈍くなる
  • 運動麻痺:力が入りにくくなる

片方のみ現れる場合も、同時に両方が起こる場合もあります。

感覚麻痺とは

感覚麻痺は、知覚に異常をきたしたり、感覚が鈍化するといった症状のことです。片麻痺と同じく左右どちらかに現れる傾向があります。

たとえば、しびれやじんじんした感覚が続く「異常感覚」や、ニオイや音、味覚や触覚を過剰に感じる「感覚過敏」、末梢神経が刺激されて起こる「神経痛」、五感が消失する「感覚脱失」、鈍感になる「感覚鈍麻」といった症状があります。

感覚麻痺の原因

感覚麻痺は、脳に感覚を伝える神経の経路に障害があって生じます。頭や脊髄、末梢神経などが損なわれることが原因となります。

たとえば、しびれを引き起こす病気として以下があげられます。

  • 脳血管関連:脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など
  • 脊髄関連:椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊髄損傷など
  • 末梢神経関連:手根管症候群、橈骨神経麻痺、腓骨神経麻痺など

「しびれ」に重篤な病気が隠れていることも少なくありません。たとえば、脳梗塞の初期症状として麻痺が生じることもあります。しびれを感じたら、早いうちに病院を受診しましょう。