失語とは

失語症は、大脳の言語中枢という場所に障害を受けた結果、聴く・話す・読む・書くなどの言語機能に障害が出る病気のことです。

それに対して、構音障害は、脳幹または脳幹につながる神経線維が損傷を受けた結果、唇や舌などに麻痺が出て言葉をうまく発音できなくなる症状。失語症の場合は、麻痺が原因ではありません。

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失語の症状

失語症によって生じる症状には以下のようなものがあります。

・聴く:聴いた言葉の意味が分からなくなる、会話を聴き取れなくなる

・話す:言いたい言葉が浮かんでこない、たどたどしくなる

・読む:文字の意味が分からない

・書く:文字が思い出せず書くことができない

失語の種類

失語は、大きく分けて感覚性失語と運動性失語のふたつがあります。感覚性失語と運動性失語を併発するケースのことを「全失語」と呼びます。

感覚性失語

言葉を理解できず、聴覚的、視覚的、触覚的な記号を認識できなくなる状態のことです。単語を読む能力が失われる失読が見られることがあります。

運動性失語

言葉を理解することはできても、文の構造を組み立てるのが難しくなり、単語や短文でしか言葉が出てこない状態のことです。

失語症のリハビリは、それぞれのパターンに合わせたリハビリをする必要があります。まずは失語症の症状を把握することからはじめることになります。