浮腫とは
浮腫とは、皮膚の下部にある皮下組織の中に、水分がたまっている状態のことをいいます。浮腫の原因はさまざまで、飲酒によるアルコールの摂取や長時間のデスクワークなど日常的に起こることもありますが、中には病気が隠れていることもあります。
浮腫の種類と原因
浮腫には、一過性のものと慢性的なものがあります。
一過性の浮腫
一過性の浮腫みは、不規則な食生活や運動不足、寝不足などの生活習慣が原因となって起こります。
たとえば立ち仕事やデスクワークなどで同じ姿勢を続けることが多いと、ふくらはぎの動きが少なくなることから足の血液が心臓に戻りづらくなり、むくみにつながりやすくなります。
また、塩分の摂りすぎやアルコールの摂りすぎ、冷えなどもむくみの原因になります。
慢性的な浮腫
慢性的に浮腫が続く場合、以下のような病気が隠れていることもあります。
- 心不全などの心臓の障害
- 肝臓や腎臓の障害
- リンパ浮腫
- エコノミークラス症候群
むくみが一日中持続していたり、浮腫の程度がひどかったりする場合は、早めに病院を受診しましょう。